「アフターダーク」村上春樹

アフターダーク作者: 村上春樹出版社/メーカー: 12345発売日: 2004/09/07メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 54回この商品を含むブログ (534件) を見る 「人にはそれぞれの戦場があるんだ」 14/100

「青空の卵」坂木司

青空の卵 (創元推理文庫)作者: 坂木司出版社/メーカー: 東京創元社発売日: 2006/02/23メディア: 文庫購入: 5人 クリック: 90回この商品を含むブログ (180件) を見る13/100

「弱法師」中山可穂

弱法師 (文春文庫)作者: 中山可穂出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2007/02/09メディア: 文庫購入: 4人 クリック: 18回この商品を含むブログ (30件) を見る12/100

「津軽」太宰治

津軽 (新潮文庫)作者: 太宰治出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2004/06メディア: 文庫購入: 4人 クリック: 40回この商品を含むブログ (94件) を見る11/100

「乳と卵」川上未映子

乳と卵作者: 川上未映子出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2008/02/22メディア: 単行本購入: 7人 クリック: 175回この商品を含むブログ (258件) を見る それから自分の背丈を越えた柱のような巨大な赤鉛筆を抱えて、さらに巨大な紙に、大きなしるしをつけて…

「犯人に告ぐ」雫井脩介

犯人に告ぐ〈上〉 (双葉文庫)作者: 雫井脩介出版社/メーカー: 双葉社発売日: 2007/09/13メディア: 文庫購入: 5人 クリック: 38回この商品を含むブログ (163件) を見る 「あなたは刑事の血を知らない。思い上がりではなく、正直に言ってるだけです。これは紛…

「奇術師」クリストファー・プリースト

〈プラチナファンタジイ〉 奇術師 (ハヤカワ文庫 FT)作者: クリストファー・プリースト,古沢嘉通出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2004/02/10メディア: 文庫購入: 3人 クリック: 71回この商品を含むブログ (200件) を見る チンの有名な金魚鉢は、突然の謎め…

はじめてみました

本を読んで印象に残ったシーンを書きとめていく「この一文」、遡って1月からスタートしました。続けばいいけれど。

「中原の虹」浅田次郎

中原の虹(全4巻セット)作者: 浅田次郎出版社/メーカー: 講談社発売日: 2007/11メディア: 単行本 クリック: 3回この商品を含むブログ (6件) を見る 正義に理屈はない。勝敗も利害もない。おのれを生み育んだ風や大地を愛し、常にともにあること、それが正義だ…

「カラスのジョンソン」明川哲也

カラスのジョンソン作者: 明川哲也出版社/メーカー: 講談社発売日: 2007/02/07メディア: 単行本 クリック: 2回この商品を含むブログ (4件) を見る 「消滅」 不安定の根源にあるものをジョンソンは訴える。 すると緑光はいっそう強い瞳の光を放つ。 「誕生」 …

「鯨の王」藤崎慎吾

鯨の王作者: 藤崎慎吾出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2007/05/01メディア: 単行本 クリック: 3回この商品を含むブログ (27件) を見る 「ああ、どうなんだろうな。しかし、やってくれれば俺としてはありがたい。ぜひやるべきだ。何百メートルの深海にまで…

「悶絶スパイラル」三浦しをん

悶絶スパイラル作者: 三浦しをん出版社/メーカー: 太田出版発売日: 2007/12/01メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 3人 クリック: 42回この商品を含むブログ (101件) を見る うーん、すごい。Uさんの長大にして細部まで異様にフォーカスされた脳内映像を…

「サクリファイス」近藤史恵

サクリファイス作者: 近藤史恵出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2007/08メディア: 単行本購入: 5人 クリック: 139回この商品を含むブログ (326件) を見る ぼくの勝利は、ぼくだけのものではない。

「ぽろぽろドール」豊島ミホ

ぽろぽろドール作者: 豊島ミホ出版社/メーカー: 幻冬舎発売日: 2007/06メディア: 単行本 クリック: 2回この商品を含むブログ (38件) を見る わたしはまだほんの十五で、これから先、たのしいことなんていくらでも待っているんだと思う。けれど考えてしまうの…

「私の男」桜庭一樹

私の男作者: 桜庭一樹出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2007/10/30メディア: 単行本購入: 4人 クリック: 442回この商品を含むブログ (447件) を見る わたしを知るのは、おとうさんだけ。わたしを、汚した、父親だけ。 「もともと、俺のものなんだ。あれは、…

「猫鳴り」沼田まほかる

猫鳴り作者: 沼田まほかる出版社/メーカー: 双葉社発売日: 2007/08メディア: 単行本 クリック: 21回この商品を含むブログ (27件) を見る 「悲しいのは、これは、しかたのないことだと思います。ですが、不安を抱いたり恐れたりすることはないんですよ。だっ…

「下山事件最後の証言 完全版」柴田哲孝

下山事件完全版―最後の証言 (祥伝社文庫 し 8-3)作者: 柴田哲孝出版社/メーカー: 祥伝社発売日: 2007/07/01メディア: 文庫購入: 3人 クリック: 46回この商品を含むブログ (45件) を見る私の感想 6/100

「下山事件」森達也

下山事件(シモヤマ・ケース) (新潮文庫)作者: 森達也出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2006/10/30メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 86回この商品を含むブログ (67件) を見る私の感想 5/100

「エスケイプ/アブセント」絲山秋子

エスケイプ/アブセント作者: 絲山秋子出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2006/12/01メディア: 単行本 クリック: 11回この商品を含むブログ (93件) を見る 「おれさあ、ここで悔い改めちゃったりすると人生ゼロになっちゃうみたいで、それはちょっと都合が悪い…

「犬身」松浦理英子

犬身作者: 松浦理英子出版社/メーカー: 朝日新聞社発売日: 2007/10/05メディア: 単行本 クリック: 33回この商品を含むブログ (108件) を見る 「それはわたしではなくてあなたの役割でしょう。可愛い犬にしかできないことを徹底的に実践してください」 「恋愛…

「黄色い目の魚」佐藤多佳子

黄色い目の魚 (新潮文庫)作者: 佐藤多佳子出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2005/10/28メディア: 文庫購入: 7人 クリック: 145回この商品を含むブログ (163件) を見る もう、後ろの扉は閉ざされている。でも、前の扉には手が届かなくて、暗い廊下のような場所…

「鳥類学者のファンタジア」奥泉光

鳥類学者のファンタジア (集英社文庫)作者: 奥泉光出版社/メーカー: 集英社発売日: 2004/04/21メディア: 文庫購入: 3人 クリック: 17回この商品を含むブログ (70件) を見る 女性から離れ、ステージに向かって歩き出すチャーリー・パーカーの低い声が聞こえた…

「マジック・フォー・ビギナーズ」ケリー・リンク/柴田元幸訳

マジック・フォー・ビギナーズ (プラチナ・ファンタジイ)作者: ケリー・リンク,柴田元幸出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2007/07メディア: 単行本購入: 7人 クリック: 67回この商品を含むブログ (60件) を見る私の感想 3/100

「風林火山」井上靖

風林火山 (新潮文庫)作者: 井上靖出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2005/11/16メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 25回この商品を含むブログ (98件) を見る 姫、姫さま! 勘助にとって、由布姫は晴信と同様彼の夢であった。この現世に於ける、勘助の唯一つの…

「蘆屋家の崩壊」津原泰水

蘆屋家の崩壊 (集英社文庫)作者: 津原泰水出版社/メーカー: 集英社発売日: 2002/03/20メディア: 文庫購入: 9人 クリック: 70回この商品を含むブログ (70件) を見る 脳内恐怖物質、とおれが名付けた。青黒くて透明感のある、ちょうどモンブランのブルーブラッ…

「めぐらし屋」堀江敏幸

めぐらし屋作者: 堀江敏幸出版社/メーカー: 毎日新聞社発売日: 2007/04/01メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 18回この商品を含むブログ (84件) を見る 父が重ねてきた時間と大旦那さんのそれとでは相違があるはずなのに、何年何ヵ月、というくくり方をし…

2008年100冊読書

2007年は駄目でした。やはり。今年の目標積読+翻訳もので100冊。続き物は何冊あっても1冊と数える、シリーズものは各自1冊と数える。 例) 中原の虹 1〜4 は1冊、 図書館戦争、図書館内乱、図書館危機、図書館革命、は計4冊積読でもあり翻訳でもある…

気になる本

「ミステリー小説集(仮)」岸田今日子岸田今日子さんの作品は読んだことないけど、きっと雰囲気あるんだろうなあ。気になるなあ。好きな女優さんだったしなあ。「村上ソングス」 CDじゃないのか。towerrecordsのサイトが一番にひっかかるからCDかと思っ…

餌をつりさげる

励まし合って読書会の課題、今月はドストエフスキー(合ってるかなあ、カタカナ苦手・・)の「地下室の手記」なんですが、初の光文社古典新訳文庫、新訳で読みやすいはずがあまりに敷居が高いので、「これを読んだら伊坂の「ゴールデンスランバー」を読んで…

今年の締めには

井上靖「風林火山」読まなくちゃ。 終われないわ気分的に。職場でGacktの写真集「龍の化身」を誰が買うかでちょっとした論争が。誰も欲しくないけど一度みてみたいねんよな。私が図書館で借りてくるってことで一旦はカタがついたんやけど、まだ図書館に入っ…